せっ器質タイルとは、焼成温度1200℃前後で、素地は硬く吸水性は中程度（吸水率5％以下）で素朴な味わいがあるタイルを言います。硬さは陶器質タイルと磁器質タイルの間になります。せっ器質タイルは、建物の外部壁に多用されますが、多少膨張するため極端に日差しの強い場所は不向とされます。また、水をはじかないため、雨だれなどの汚れが付きやすく、水を吸収するため、日常でのタイルの膨張収縮が大きく浮きやすくなる、.膨張収縮が大きく、経年により割れやすくなる等の問題もあります
