コンサバトリー(Conservatory)とは、フランス語のConserve(保存)に由来し、18世紀頃に南欧から持ち帰った柑橘系フルーツの保存場所として用いられたのが始まりと言われ、ガラスで囲まれたガーデンルームのことをいいます。イギリスでは植物のための温室として発展し、やがて生活空間の中に取り入れられるようになりました。エクステリアでのコンサヴァトリーは植物を保存場所と言うよりは、ガラス越しに太陽光をたっぷりと取り入れる、家と庭の中間的な空間で、植物に囲まれながらくつろぎの空間として活用される側面が大きくなっています。