トピアリー (topiary) とは、「装飾庭園」「装飾的な刈り込み」を意味すると言われ、樹木の枝や葉を刈り込み、立体的に仕立てた造形物の事を言います。樹木は、常緑樹や低木を用い、鳥や動物の形や立体的な幾何学模様を刈り込んで作る西洋庭園における添景物です。トピアリーの技法が普及したのは16世紀以降のヨーロッパと言われ、王宮や貴族の館で流行したとされ、イギリス風の庭園に多く見られる。日本庭園では、金閣寺の「陸舟の松」があり、昔から鶴亀や宝船など縁起物がつくられてきました。