樹木とは、地面に生え、太い幹をもち、1年以上一箇所に定着して存在し続ける植物の総称で、多年生植物のうち、草幹に形成層があって肥大成長するものを言います。木本性で、主幹が側枝より大きく生長し、二次肥大する植物で、茎頂の伸長生長が無限に続く、植物学では木本植物を言います。樹木の茎の中には維管束という水分や養分の通り道があり、主として水の通路になる木部がよく発達してかたく丈夫な茎をもつ植物を木本といい、開花・結実を繰り返しながら何年も生き続け、茎が太くなって幹や枝になっていくものです。