広葉樹の落ち葉が堆積して半ば腐植させたものを言います。腐葉土は、通気牲、保水性、排水性に優れているので、土壌改良や培養土に広く使われる。腐葉土には、自然に堆積し腐熟したものと、落葉を人為的に集めて堆積し腐熟させたものとがある。腐葉土は養分(肥料分)や水分の保蓄力が高く、地力維持、固結の軽減、排水の補助、地温の確保などに効果があり、土壌改良に役だつ他、甲虫類の幼虫飼育にも利用されます。広葉樹の葉の形がそのまま残っているのはまだ腐食が進んでおらず、未熟な腐葉土で、逆に土状になったものは腐りすぎており、いずれも用いることは避けるようにします。